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チョコレートからみえてくること その1。 [フェアトレード]


昨日はヴァレンタインデーでした。
来てくださった方に、フェアトレードチョコをプレゼントしました。

 

(差し上げたチョコについては⇒「Happy Valentine?」)

袋をたくさんつくってしまったので、もう少し配る予定です。


さて、今日はアヒ(唐辛子入り)チョコレートの話。

 

アヒチョコに使われているのは、エクアドルの豊かな森で育ったカカオ。

エクアドルのカカオ豆はとても香りが高いので、世界中のショコラティエが注目しているのだそう。
アヒチョコを食べちゃうと、「○治とか森○のなんて“チョコレート”って呼んじゃダメでしょ!」って
 いいたくなります。
まあ、それはともかく…。

コーヒーもそうだけど、カカオは強い日差しが嫌い。
だから、バナナやアボカド、オレンジなどの木陰をつくってくれる植物(シェードツリー)と一緒の方が
 いいんです。
森林を残して多種の作物や樹木を植える栽培方法を、アグロフォレストリー(森林栽培)といいます。

森林栽培のカカオ農園だと、鳥の声とか風の音とかとてもにぎやかで楽しい。
一方、森を切り開いて単一作物しか植えないプランテーションでは動くものもなく、シーンとしていて
 怖い。
以前そんな話を、SlowWaterCafeの方から聞きました。

他のカカオの多くは、収量を上げるために品種改良しています。
それに比べ、原種に近いエクアドルのは一本の木からの収量も少ないし、森林栽培だと対面積
 当たりの収量も減ってしまうでしょう。
けれど、そのおかげで土壌は豊かになり農薬も使う必要もなく、香りの高い豆ができるんですね。

人間の都合で自然を捻じ曲げようとしても、結局は竹箆返しを喰らう。
自然からいろんなことを教わるスタンスの方がいい。
廻り廻っておいしいチョコだって食べられるんだから。
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